地上部の鉄道レールは鉄製のため、日照による温度上昇によって歪みが発生し、電車走行時の異音や最悪の場合脱線につながる危険性があります。地球温暖化に伴い夏場の暑さも年々増しているため、鉄道レール温度上昇による電車の一時運休や遅延などのトラブルも増加傾向にあるなか、鉄道各社は鉄道レール温度監視用の測定機や、レール温度上昇時に冷却用ミストを噴射する装置などの導入を行っているが、まだまだ整備が追い付いていない状況です。
市場にあるレール温度計は携帯型の現地で一時的に測定するものが主で、常設型の温度計はそもそも少なく、また、設置には電気工事や通信工事が必要な点や、初期コストが高価なのもあってなかなか導入しづらくなっています。
NOTO の「レール温度測定システム」は、電気・通信工事なしで導入でき、
遠隔でリアルタイムにレール温度を監視できるシステム。
● 既設のレール温度計を更新したいが、同等品が高価で予算に見合わない
● 既存の製品だと導入時に電気・通信工事が必要となり、時間とコストがかかる
➡本システムであれば導入時の手間と、ランニングコストを抑えて安価に導入可能!
● ソーラーパネルで電力供給できるため、電気工事不要
満充電より連続曇天可動日数20 日以上
● 携帯電話回線を利用し、クラウド上で遠隔データ監視
● 任意の温度で閾値を設定し、閾値を上回る/ 下回った場合にはメールでアラート通知
レール温度が規定値を上回ったら即座に対応判断(冷却措置・運休など)に移行
● レール温度計は鉄道レール取付専用形状
別で取付方法を考慮する必要がなく、本システムのみで設置~運用まで完結可能
● 視認性に優れたブラウザ表示
追加でアプリをダウンロードする必要がなく、WEB ブラウザからアクセス可能
<導入事例>
南海電気鉄道株式会社 殿
旧来、自動監視していた機器が老朽化したことから、改めて更新いただきました。旧来機器が電子データの出力が出来ず、遠隔事務所のPCから確認もできませんでした。
弊社機器だと電子データの出力もでき、クラウド経由で遠隔監視、設定した温度で警告メールを送付できる点でメリットがありました。
他社製と比較し、工事を考慮したイニシャルコスト・ランニングコストが安価だった点で採用されました。
